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かーくんちゃんねる〜カメレオンのいる生活〜
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カメレオン専門YouTuber
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こんにちは!! かーくんちゃんねるです!
私たちは2018年1月に初めてのカメレオン「かーくん」と暮らし始めました。
今までにかーくんを含め、4頭のカメレオンを飼育し、繁殖の経験もあります。
現在は2頭のパンサーカメレオンと家族で楽しく暮らしていて、けーくんとめーちゃんの遺伝子を残すための累代飼育が目標。
本ブログでは、YouTubeのかーくんちゃんねるで発信している【カメレオンの飼い方】シリーズをより詳しく丁寧に解説します。
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お迎え編

間違った情報に振り回されない!カメレオン情報の入手法!!【解説】

かーくんちゃんねる 〜カメレオンのいる生活〜
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事では、カメレオンをお迎えしたばかりのあなたが間違った情報に振り回されないための、安全な情報の入手法ついて解説します。

どれだけ事前に調べたつもりでも、カメレオンをお迎えした直後は知りたいことが多く、情報不足になりがちです。
カメレオンのために知りたいことがあっても、珍しいペットであるがゆえ、なかなか思うように飼育情報が集まりません

一生懸命調べて行き着いた情報が間違っていると、逆にカメレオンの健康を損なってしまうことすらあります。

  • 正しい飼育知識が知りたい
  • トラブルの対処方法が知りたい
  • なかなか情報が見つからない

そんな時におすすめしたい、正しい飼育情報の入手法を解説します
具体的には、

  1. 書籍
  2. 海外サイト
  3. 1つの情報源に依存しないこと

の3つからおすすめの理由や気を付けたいポイントを見ていきます。

カメレオンをお迎えしたばかりで知りたいことがたくさんある、というあなたには、この記事の方法をおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。

カメレオンに関する書籍

カメレオンをお迎えした直後に色々な情報に振り回されないため、最初におすすめしたいのが書籍の情報です。

他の方法と違って有料の情報なのが書籍の特徴の一つです
なぜわざわざ書籍をおすすめするのか、疑問に思うかもしれません。

どういった理由で書籍が最初におすすめしたい情報源なのかと、おすすめの書籍を解説、紹介します。

こちらで紹介する飼育本については別記事で詳しいレビューをしていますので、ぜひチェックしてみてください。

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カメレオンの飼育本3冊まとめてレビュー!!【レビュー】
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書籍がおすすめの理由

書籍の情報はお金がかかるので、ついついSNSをはじめとした無料の情報源に依存しがちです。

しかし、SNSやネット上のカメレオンの飼育情報はまさにカオスと言えます。
気付かぬうちに誤情報を信じてしまい、その沼から抜け出せなくなってしまうこともあります。
私たちがカメレオンの情報を探す目的はカメレオンのためであって、無料でお得に情報を得ることではありません

書籍として出版されている情報には、出版に関わる責任が伴うため、誤情報を排除するように複数の人の判断が入ります。
そのため、他の方法よりも質の良い情報を得やすいと言えるでしょう。
基本的な飼育情報を書籍で得て一つの基準としておけば、間違った情報に惑わされにくくなるのも良い点です

もちろんSNSやインターネット上にも有益な情報はあります。
はじめに書籍である程度基礎的な知識を得た上で、追加の情報を精査しながら探すと安全です。

はじめてカメレオンの飼育情報を探す際は、まずは書籍から試すことをおすすめします

注意

SNSでの情報収集では“エコーチェンバー現象”に注意します。
現在人気のSNSの多くで、似通った意見や価値観を持つ人同士が強く結びつき、外からの声が届きにくくなりやすいです。
コミュニティー内の情報が正しいかどうかにかかわらず、その声は反響するようにどんどん増強されていきます。
これがカメレオン飼育に関する情報で起きると、そのコミュニティー内の全員が間違った情報に振り回され続けてしまうのです。
先に述べた“誤情報の沼”はこの“エコーチェンバー現象”によって発生します。
事前に書籍などで正しい情報を得ておくことがこの予防になるでしょう。

【参考】総務省|令和元年版 情報通信白書|インターネット上での情報流通の特徴と言われているもの

特におすすめの本「カメレオンの教科書」

カメレオンの飼育情報が掲載されている本は複数出版されています。

その中で、わが家が最初の1冊としておすすめしたいのが、笠倉出版社から出版されている、「カメレオンの教科書」という本です

  • カメレオンの生態
  • 飼育環境のセッティング
  • 日常のお世話
  • 繁殖〜卵や幼体の飼育
  • 各種カメレオンの図鑑

など、カメレオンの飼育に必要な情報が一通り網羅されています

さらに、重要なポイントをしっかり押さえつつ、はじめてカメレオンに触れる人でもわかりやすい言葉で写真と一緒に解説してくれています。
著者の豊富な飼育経験から、カメレオンの種ごとの飼育環境の整え方など、他では得難い情報が豊富なのも特徴です。

カメレオンをお迎え直後に、正しい情報を得るための1冊として非常におすすめです

その他おすすめの本

もし別の視点が欲しくなったら、その他の本を検討しても良いでしょう。

わが家が購入して中身を知っているのは次の2冊です。

カメレオン大図鑑/誠文堂新光社

  • 内容の8割を図鑑が占める
  • 飼育情報はブリーダー目線の情報が多い
  • 少し高価だけど資料的価値あり

カメレオン(爬虫・両生類パーフェクトガイド)/誠文堂新光社

  • 飼育情報から多くのブリーダーが持つ名著
  • 読み物としてもおもしろい
  • 絶版本のため中古品のみ

カメレオン専門の海外サイト

日本のサイトでもカメレオン飼育に関する情報は得ることができます。
しかし、できるのであれば、海外のサイトからも情報を得るのがおすすめです

その理由と、おすすめのサイトを紹介します。

海外サイトがおすすめの理由

日本のサイトではなく海外サイトがおすすめの理由は

  • 実体験による情報が多い
  • 日本よりも飼育者が多く先進的

の2つです。

実体験による情報が多い

海外の情報は、圧倒的な実体験によって裏打ちされた情報が多いです。

日本の場合、「カメレオン 飼育」などで検索すると、

  • カメレオンの写真がない or 借りもの
  • 何を買えばいいか、までしか書いてない
  • どこのサイトでも同じような浅い情報ばかり

といった現象に遭遇するでしょう。

これは、“カメレオン飼育をしたことがない人や企業”がサイトのアクセス数を稼ぐために記事を書いているからです
そのため実体験からの情報、いわゆる一次情報が欠落したサイトで溢れかえっています。

それに対し海外のサイトでは、“カメレオン飼育をしている人”が正しい飼育情報を発信するために作られていることが多いです
圧倒的な実体験と科学的な論文などの根拠をもとに記事が組み立てられ、その情報の質は日本で出版される書籍に勝るとも劣りません。

日本よりも飼育者が多く先進的

さらに、海外の方が日本よりもカメレオン飼育者が多く、より先進的な情報が得られます。

海外ではカメレオン飼育者の全体数が多いので、日本よりも熱心な飼育者の数も多いです
熱心な飼育者はカメレオンに対し先進的で、最新の論文や、著名なブリーダーたちが取り入れている新しい方法を知っています。

そういった新しく効果的な情報を整理して発信してくれているサイトは海外に多いです。

特におすすめの海外サイト「ChameleonAcademy.com」

ChameleonAcademy.comのホームページ

実体験による豊富な情報が得られる海外のサイトとして、特におすすめなのが、「ChameleonAcademy.com」というサイトです
Chameleon Academyは、BILL STRAND氏を中心に作られた、アメリカの複数のカメレオンブリーダーたちからなるグループです。

ChameleonAcademyではペットとしてのカメレオンに焦点を絞り、

  • 飼育環境について
  • 日常のお世話について
  • 病気について
  • より良い環境のDIYについて

など、豊富な経験とカメレオンに対する大きな情熱を持って作られた、ネット上の教科書のようなサイトです
当ブログと考え方が完全に同じ、というわけではありませんが、カメレオン飼育に関する正しい情報源の一つだと思います。

また、多くの情報のうち、飼育初期に悩みやすい基本的な情報を「Chameleon Basics」というページに体系的に整理してまとめてあります。
紹介されている飼育用品は日本では入手困難だったり、そのまま全てを私たちの環境に反映することはできません。
しかし、どの情報も非常によく研究されていて、読むだけでとても参考になります

すでに紹介した書籍と異なり無料で得られる情報ですが、難点は全て英語で書かれている、ということです。
翻訳サイトやブラウザの翻訳機能を使っても、読み進めるためにはそれなりの努力が必要です。
本を読むようなスピードで読めるわけではなく、ところどころ原文の意味を調べながらでないと理解ができません。

それでも、このサイトはそれだけの労力と時間をかけてでも、読み進める価値のある情報が揃っていると断言できます
ぜひ一度目を通されることをおすすめします。

その他おすすめ海外サイト

「Chameleon Academy」以外のおすすめサイトもご紹介しておきます。

もし「ChameleonAcademy」や書籍の情報でも不十分だと感じたら、以下の2サイトも非常に有用な情報源です。
ただし、やや専門的すぎたり個人ブログとしての性格が強かったりと、こちらだけでは情報の偏りが出るかもしれません。

MADACHAM.DE

MADACHAM.DEのホームページ
  • 野生下のカメレオンの研究もしている
  • マダガスカル原産のカメレオンの情報が主
  • 「Chameleon Academy」よりややマニアック

Much Ado About Chameleons

Much Ado About Chameleonsのホームページ
  • 専門的な知識を一般飼育者の目線で書いてある
  • 繁殖やサプリメントまで幅広い情報
  • 2018年を最後に更新されていない

1つの情報源に依存しないこと

ここまで、おすすめの情報源として、書籍と海外の2つを紹介しました。
しかし、例えこの2つの情報源であっても、どれか1つに依存した情報収集はおすすめしません

どういうことか説明します。

今までに触れた誤情報

カメレオン飼育に関する情報源は、このブログのようにネット上にある個人が発信したもの、ペットショップやブリーダーの言葉、獣医の先生の見解など、多岐にわたります。
その情報源がどれだけ信頼できるかに関係なく、どの場合においても間違った情報でない保証はありません

例えば、わが家が直接触れたものでは、

  • 【誤】サプリメントがあれば日光浴も紫外線灯も不要(ネットの個人)
    • 【正】日光浴や紫外線灯は必須
      ビタミンDの適量が不明なため、サプリメントのみに頼ると与えすぎるリスクが高い
  • 【誤】ワイルド個体はCB個体よりも弱い(ブリーダー)
    • 【正】立ち上げが適切であればワイルドだから弱いとは言えない
      生まれる瞬間から、劣悪な野生環境で生存競争を経た強い個体しか残らない
  • 【誤】飼育環境は常に湿度80〜90%が適切(獣医の先生)
    • 【正】そのような野生環境で暮らすカメレオンはいない

などの情報に出会ったことがあります。

これらは全て明確な根拠をもとに否定できる“誤情報”と呼べるものばかりです。
発言者の信頼性によらず、間違った情報を発信することがあるとお分かりいただけると思います

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複数の情報源を比較する

もちろん、前述の「カメレオンの教科書」や「Chameleon Academy」で間違いだと断言できる情報は見当たりません。
当ブログでもカメレオンの健康に甚大な影響を及ぼすような誤情報は発信しないよう、可能な限りの注意を払っています。

しかし、どれか1つの情報源に依存するということは、その情報が間違っているかどうかを判断する方法がないということです
カメレオン飼育に関する正しい情報を得るためには、複数の情報源を比較し、その情報がどのような根拠で述べられているのか判断する必要があります。

最初に見つけた情報だけを鵜呑みにせず、必ず他の情報源と内容を比較しましょう。

  • 科学的な根拠があるか
  • 実際の体験からの情報か
  • 他の情報を否定できるほどの信頼性か

といったことに気を付けて情報収集にあたれば、より誤情報に振り回されることが減ります。
可能な限り複数の情報源から情報収集し、それらを比較して精査してからカメレオンとの生活に取り入れていきましょう

間違った情報に振り回されない方法 まとめ

今回は、カメレオンと暮らし始めた直後によくある、“飼育情報が見つからない”問題と、それに関連する“誤情報”に振り回されない方法について解説しました。

当ブログでは何度もお伝えしているとおり、カメレオンの飼育に関しては、“こうすれば必ずうまくいく”と言う正解は見つかっていません
そのうえ、爬虫類の中でもとても特殊な生態をしているカメレオンは、飼育方法もまた独特です。
間違った方法でカメレオンのお世話を続けると、カメレオンの寿命を縮める結果に繋がってしまいます。

この記事でお伝えした、

  • まずは書籍で基礎知識を固める
  • 海外の先進的なサイトを参考にする
  • 1つの情報源に依存しない

と言うポイントを忘れず、常に複数の情報原から新しい視点の情報を摂取することが大切です。

私たちと暮らすカメレオンがどのように生活するかは、私たちがどのような情報を得るかにかかっています。
日頃のお世話に加え、カメレオンに関する情報収集にも気を配ってあげてほしいと思います

この記事がカメレオン飼育者の方や、これから飼い始める方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

もしこちらの記事で悩みが解決しない場合は、InstagramのDMお問い合わせページ、この記事のコメント欄などでお気軽にご質問ください。
わが家でわかる範囲ではありますが、お答えしたいと思います。

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